アイコンのすすめ

先日、マイコーチがある写真をスマホで送ってくれました。
「この写真を見ると、あなたを思い出す」と言って。
(※上記の写真は、マイコーチが送ってくださった写真とは別のものです)

 

そんなふうにして、私を思い出してくださることが嬉しく、
ありがたいな、と思いました。

 

そして、写真が“アイコン”みたい、と思いました。

 

今日は“アイコン”について思ったことを書いてみます。

 

 

 

 

 

●アイコンはわかりやすい

 

 

アイコン。
「物事を簡単な絵柄で記号化して表現するもの」 by Wikipedia

 

 

最近は、巷に溢れているものですね。
スマホなどのアプリケーションも、
それぞれに一目でそれとわかるアイコンを使っています。
スマホのホーム画面は、まさにアイコンが並んでいますよね。

 

アイコンは、一目見ると、それが何を意味しているか、
わかります。
・・・っていうか、わかるように作ってある。

 

そういえば、我が家の子供たちが保育園に通っていた頃、
一人ひとりの子供が、自分のマークをもらっていて、
例えば靴箱とか、着替えを入れる棚とか引き出しとかに
そのマークが貼ってありました。
お花のシリーズだったり、動物だったり。
長女のそれは、紫陽花だったな。

 

小さい子は、まだ字が読めないので、
文字で名前が書いてあってもわからないから
そうした絵柄で「自分のもの」を
認識するようにしてあったわけです。

 

まだ記憶も定まらない小さい子供たちが覚えておくためには、
絵のマークというアイコンのアイディアは
最高だなと思います。

 

 

保育園などでのそうした工夫や
先生たちの細やかな配慮と作業には、
本当に感嘆と感謝が溢れたものでした。

 

 

 

 

●ビジュアルイメージはインパクトが強い

 

 

絵や写真といったビジュアルのイメージは
わかりやすいと同時に、
記憶にとどまるインパクトが
文字などより大きくて、
ダイレクトに脳に入っていく力を持っているとも言われます。

 

ビジュアルのイメージのインパクトの大きさから、
コーチ界隈では
自分の好きな写真や絵などを持ち寄って、
例えば、5年後に自分がありたい姿を
コラージュにしてまとめてみる、
なんてことをやったりします。

 

そのビジュアル作品を作ることで、
自分の中のイメージが
脳に刻まれていく、ということになるのでしょう。

 

それを作ると、
そこに描いたものが叶いやすいと言われます。

 

ここで大事なのは、作ることもそうですが。
それを見えるところに置いておいて、
脳への刷り込みを強化する、ということかと思います。

 

そのコラージュは、いってみれば一つのアイコン。
それをみると、ありたい理想の状態が想起されるのです。

 

 

 

 

●夢を思い出すツール

 

 

以前、冒頭のマイコーチに
私が将来のある夢の話をしたら、
マイコーチが私のその夢に関する場所に
かつて行ったことがあると言って、
その時の写真をわざわざ写メって送ってくださいました。

 

写っている風景も素敵だったし、
若き日のマイコーチも可愛かったし、
何より、それを送ってくださったコーチの気持ちが
やっぱり嬉しくて、
その写真は私の宝物になりました。

 

その写真を見ると、
私は自分がマイコーチに話した夢に向かって行きたいな、
という気持ちを思い出します。

 

写真によって、私が話した内容が思い出されるだけでなく、
そうやって応援してくれるコーチの気持ちを感じ、
応援してくれる人のためにも頑張りたい、と思うからです。

 

その写真は、私にとって、私の夢のアイコンになったのでした。

 

 

 

 

●人は忘れる動物だからこそ

 

 

幸か不幸か、人は忘れる動物です。
ある時は気持ちが高揚して、
「さあ、〇〇をやるぞ!」と意気込んでも、
しばらくして日々の雑事に紛れていると、
そんな気持ちを忘れがちになります。

 

あの意気込みはどこへやら・・・。
立てた目標はどうなったのやら?
なんてことが起きてしまいます。

 

それも、人間の脳の仕組みとしては、
当たり前のことでもあります。

 

だからこそ、何度も意識的に思い出す必要があるのだと思います。

 

そのときに、“アイコン”は強力なツール。
それをみたら一瞬で、自分の向かいたい目的地や、
やりたいと思っていた気持ちを思い出すことができます。

 

逆にいえば、そうしたアイテムを
アイコンとしてしまえばいいと思うのです。

 

手帳に1枚の写真を入れておくのでも、
スマホに何かの絵の写真を入れておくのでもいいと思います。

 

あえて時々、それを見て、
自分がどこに向かうはずだったのか、
何を大事にしたいと思っていたのか、
そんなことを思い出すことが大事かな、
と思います。

 

 

英語で「思い出す」ことはremember.
rememberは「覚えている」「忘れない」という意味でもあります。
“re”には「再び」という意味もあります。

 

やはり、何かを忘れずに覚えているには、
一度だけでなく、何度も繰り返して思い出す、
意識にのぼらせてみる、ということが
大事なんだな、と思います。

 

 

そのためにも、自分なりのアイコン、
持ってみませんか?

 

 

 

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#夢を思い出す
#コーチのやっていること

 

 

 

 

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